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移動販売 スペシャルコラム Special Column

2017.09.1 Fri

【連載第1回】移動販売車の魅力とは?

スペシャルコラム 永井 祐城

近年、多種多様なイベントや企画に利用されている移動販売車。

車とはいえ、実は許可を取っている専門のお店なのです。その製作に携わっている私から、移動販売車についてお話をさせていただきます。

移動販売車づくり=世界に1つだけのお店づくり

製作する者としてまず重要な優先事項を考えます。サイズ、コスト、スペック、使いやすさ、納期など何を重要とするのか。限られたスペースの中で商品をストックし、調理・販売します。車両によっては壁や天井もまっすぐではありません。

そのスペースの中で、どんな機材を積み込み、どんな料理を1日何食提供するのか?専用器材の電気の容量は何ワットなのか?作業人数は何人で、立って作業するのか?給水タンク、排水タンクの容量は何リットルなのか?など、様々な条件からイメージし、最大限効率的に作業ができるベース車を決めます。

ベース車が決まれば、看板デザインを決め、お店のロゴ・色・看板・販売口の位置などが決まったら、塗装が良いのか、ラッピングが良いのかコストや耐久性や納期を考えながら決めていきます。

同時に室内レイアウトを決めていきます。熱源の位置は適当か?重量バランスはどうなのか?レイアウトによって熱源が分かれる時、換気扇の数が変わってきます。水回りを分散すると配管のコストが変わってきます。

全てを考慮して、最適なレイアウトを打つ合わせする。

このたくさんの情報の中から限られたスペースに合わせて1台1台製作していきます。

出来上がったその車両は、世界に1台だけの特別仕様となる。そのお店は限られた空間の中で、自分の商品を提供する、効率と使いやすさを考えた世界に1つだけのお店となります。


▲限られたスペースの中で最大限のパフォーマンスが発揮できるように設備の選定や配置を慎重に決定していく。

 

移動販売車の魅力とは?

人の集まるところ、必要とされるところ、行きたいところ。

その場所の条件に合わせた戦略を考え、挑戦することができ、その場所に集まるお客様と直接やり取りができ、そのお客さんの反応を肌で実感する事が出来ます。

個人では、企画から営業活動、コスト計算から販売戦略を考え、仕入れから仕込み、接客販売からクレーム対応、精算、売り上げ管理をし、申告まで。商売の1から10までを体感できるミニマムなお店として、商売を楽しむ可能性の幅が広がると考えることができます。

反対に企業では、自社製品をいろんな形で試すことができ、移動できるアンテナショップとなります。

今日の日本では多くの地震や台風といった自然災害が起きています。そのような緊急時、全てのライフラインが止まってしまったとき、真っ先にあったかい食事を提供できる緊急車両にもなることができます。

移動販売車を活かすも殺すも全ては企画次第です。そして「万が一失敗しても移動ができる」これが移動販売車の最大となる魅力と考えます。


▲移動販売車がズラリとならんだイベント風景。移動販売車の活躍するフィールドは限りなく広がっていく。

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Author Profile

永井 祐城
永井 祐城
株式会社ゼック 代表取締役社長

昭和47年10月21日 石川県に生まれる。
平成3年 石川県立工業高校を卒業後、株式会社バンテックへ就職。
平成5年 株式会社ゼック入社 車両部製造担当
平成18年 工場長に就任
平成21年 代表取締役社長に就任

確かな技術と豊富な経験を元にオンリーワンの移動販売車の製作に携わりながら、移動販売車の可能性を広げる様々な事業を展開中。
「お客様、家族、仲間、お取引先、そして自分自身、みんなが幸せであるように。また、一人でも多くの方にうれしくなってもらえるように、どんな時でも前向きに楽しく明るく笑顔があふれる幸せな空間づくりを目指す」を経営理念に掲げ、東奔西走の日々を送っている。
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